富山県射水市は21日、市制20周年を記念した「水合戦」イベントを、新湊地域の内川に架かる中新橋で行い、市民約120人が水鉄砲で水のかけ合いを楽しんだ。合戦の様子などをまとめた動画を交流サイト(SNS)などで発信し、「射水」の名称を広くPRする。

 話題性のあるイベントによる市の認知度アップを目指し、初めて開いた。水合戦は参加者が攻めと守りに分かれて水鉄砲を撃ち合い、敵陣の巻物を奪うと勝ちとなるゲーム。老若男女が参加し、開始の合図で水を噴射し、ずぶ濡れになりながら遊んだ。同市松木の森田由絆ちゃん(5)は「たくさん水鉄砲を撃てて楽しかった」と笑顔を見せた。

 発信力を高めるため、SNSで多くのフォロワーを持つ国内のインスタグラマー4人を招いた。水合戦に参戦する様子を早速発信する人もいた。

 海王丸パークや新湊漁港では市民エキストラ約70人の協力を得て、水をかけ合うシーンも撮影した。水合戦の様子とともに動画にまとめ、市や市観光協会のSNSやユーチューブで配信する。「いみず」にちなみ、総再生回数132万回を目指す。