金融教育の授業「おこづかいから学ぶお金の話」が17日、富山県の射水市小杉小学校で行われ、3、4年生約180人がお金を適切に使う大切さを学んだ。

 児童にお小遣いの使い方やため方、お金の流れやトラブルについて知ってもらい、保護者や教員に金融経済教育への関心を高めてもらおうと、小杉小PTAが企画した。金融経済教育推進機構(J―FLEC、東京)が派遣した北川良徳さんと山岡加代子さんが講師を務めた。

 北川さんは洋菓子店で買ったケーキの代金が何に使われるかや、ケーキがなかなか売れないときの店の対応策をクイズで紹介した。

 病気で入院したり、事故でけがをしたり、自然災害で家が壊れたりするリスクに備えた保険があることを説明。友達同士でもお金の貸し借りはせず、オンラインゲームでお金が必要なときは必ず家族に相談するよう呼びかけた。