富山県の氷見市宮田小学校6年生は10日、ハマナスをモチーフに製作したTシャツやトートバッグなどを委託販売するため、同市十二町の観光農園「39フルーツパーク」に商品を陳列した。
地元で自生し栽培もされるなど親しまれているハマナスの魅力を広めようと、児童18人は昨年度から「宮田ハマナス会社」を結成して活動してきた。今回は児童全員がそれぞれ描いたハマナスの絵をプリントしたTシャツやクリアファイル、マグカップなどを製作。手作りのポップを用意し、配置を相談しながら商品を並べた。
嶋新歩(あらた)さん(11)は「目玉のトートバッグを目立たせるため工夫した。ポップは商品の説明を分かりやすく書いた」と話した。
市海浜植物園や郵便局など市内5カ所で委託販売する。10月下旬にひみ番屋街で販売イベントを行う。