富山県氷見市内で合宿している法政大学応援団が26日、市ふれあいスポーツセンターでリーダー部、チアリーディング部、吹奏楽部の総勢113人による仕上げの合同練習を行い、アリーナは熱気と大音響に包まれた。法政大応援団の氷見合宿は6年ぶり。

 9月13日に開幕する東京六大学野球秋季リーグに向け、今月21日から合宿している。この日が練習最終日で、菊地正寛市長が激励に訪れる中、「5回裏無死一、二塁」などと、具体的な試合場面を想定しながら代表的な応援歌「チャンス法政」や校歌の演奏に合わせ、大きな声を張り上げた。

 布施拓真応援団長(4年)は「氷見は人が温かく、ロケーションも良くて合宿の聖地になりそう。能登半島地震で被災した人たちの思いも背負って、秋季リーグでは優勝を目指して最高の応援をしたい」と話した。一行は27日に帰京する。