26日の県内は、高気圧に覆われ気温が上がり、各地で猛暑日となった。気象庁の観測値ランキングによると富山が37・1度を記録し、全国一の暑さとなる時間帯もあった。このほか秋ケ島(富山空港)が36・8度、高岡(伏木)36・6度。

 環境省と気象庁は熱中症になりやすい危険な暑さになることが予想されるとして県内に熱中症警戒アラートを発表し、予防のための行動を促している。

 熱中症の発生リスクを示した暑さ指数(WBGT)の日最高予測値は朝日32、氷見32、魚津31、伏木33、富山31、砺波31、上市29、南砺高宮30、八尾30。31以上が「危険」の目安。

 27日は低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、夜のはじめ頃にかけて、大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達する見込み。富山地方気象台は落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨への注意を呼びかけている。

【26日午後6時更新】