23日に開幕する小矢部市のアートハウスおやべ開館10周年記念の企画展「曽谷朝絵展 風色」に合わせたワークショップが11日、同館オープンギャラリーであり、親子連れら42人が作品に彩りを添えようと作業を進めた。

 企画展では、国内外で注目を集める美術家、曽谷朝絵さん(神奈川県)の絵画やインスタレーションなどを展示する。

 中でもインスタレーション作品の「鳴る色」は、オープンギャラリーのガラス面をキャンバスに見立て、市民や来館者が色を塗ったシールを貼って作り上げる。ワークショップでは、このシールを仕上げようと、参加者がペンでカラフルに塗った。

 23日から会期末となる9月28日まで、会場でワークショップがある。野澤敏夫アートプロデューサーは「みんなで楽しめる企画展にしたい」と話している。企画展は北日本新聞社後援。