2日の県内は気温が著しく高く、熱中症になりやすい危険な暑さになることが予想されるとして、環境省と気象庁は富山県に熱中症警戒アラートを発表して注意を呼びかけている。
気温、湿度、日射量などから計算される熱中症発生リスクを示した指標「暑さ指数(WBGT、31以上が危険)」の日最高予測値(2日午前5時現在)は朝日、氷見が33、魚津、伏木が32、富山、砺波が31、上市、南砺高宮、八尾が30となっている。
2日の日中の予想最高気温は富山、高岡(伏木)とも34度。
熱中症になりやすい高齢者や子ども、持病のある人らは特に予防のための行動が必要としている。
北陸で高温と少雨
新潟地方気象台は1日、長期間の高温と少雨に関する北陸地方気象情報を発表した。新潟、富山、石川、福井の4県では6月中旬から気温がかなり高い状態が続き、7月は記録的な高温と少雨となった。今後も1か月程度は平年に比べ気温の高い日が多い見込み。この先2週間にかけては、平年並または平年を上回る降水が予想されるが、これまでの少雨の状態を解消するには至らない可能性があるという。