魚津水族館(富山県魚津市三ケ)の魅力向上や課題解決に取り組む魚津高校2年生20人が14日、同館でフィールドワークに取り組み、学芸員と館内を見て回った。

 魚津高では1、2年次に地域課題の解決に向け、総合的な探究の授業で班ごとに探究テーマを決めてプロジェクトを進めている。本年度は四つの班が魚津水族館をテーマに選んだ。

 この日、生徒たちは市企画政策課の伊串祐紀さんからプロジェクトの進め方についてアドバイスを受けた。その後、門田信幸学芸員と館内を見学した。

 文化祭で魚の展示を計画している班のリーダー、寺田妃和佳(ひなよ)さん(17)は「魚津水族館は懐かしさが魅力だと思った。文化祭を入館者増のきっかけにしたい」と話した。

 授業には市と魚津観光まちづくり会社が協力している。