「水族館を核としたまちづくりシンポジウム」が12日、富山県魚津市の新川文化ホールであった。魚津水族館を含む海岸沿いの新しい都市デザインや整備方法について集まったアイデアを通し、魅力的な地域づくりについて考えた。
地域活性化への機運を高めようと市が実施。公益財団法人都市づくりパブリックデザインセンター(東京)が2024年度、「魚津市海岸線地区」をテーマに行った「まちづくり・都市デザイン競技」の入賞6チーム12人が、アイデアを発表した。
日本初のアクリル製トンネル水槽から着想し、水族館をトンネル型の建物にリニューアルする、自然や交流、産業などテーマごとに人が集う拠点をつくるといった提案があった。競技の審査委員長で国学院大教授の西村幸夫さんがコーディネーターを務めた。
競技で魚津市長特別賞に選ばれた戸田建設には村椿晃市長が表彰状を贈った。