五箇山と白川郷の両合掌造り集落の世界遺産登録30周年を記念して、南砺署と岐阜県警高山署は11日、それぞれの地域で合同交通安全出発式を行った。
両署が一丸となって活動し、悲惨な事故を減らそうと企画した。
南砺市菅沼の出発式には、両署員や市交通安全協会員、交通指導員ら約30人が参加。藤井敏雅南砺署長と洞口幸男高山署長が「両警察署が連携し、総力を発揮して積極的な交通街頭活動を推進する」などとあいさつした。
市交通安全協会上平地域支部の山本孝盛(こうせい)支部長が「悲惨な交通事故が1件でも少なくなるよう、交通安全の輪を広げる」と宣言し、街頭活動に出発するパトカーを見送った。