4日の県内は気温が著しく高く、熱中症になりやすい危険な暑さが予想されるとして、環境省と気象庁は3日、富山県に今夏初の熱中症警戒アラートを発表した。熱中症を予防するための行動をとるよう呼びかけている。

 予想最高気温は富山、高岡(伏木)とも35度。気温、湿度、日射量などから算出する4日の「暑さ指数」の予測値は伏木33、氷見32、富山、砺波、朝日は31、魚津、南砺、八尾30、上市29で、5地点で「危険」とされる31以上となっている。

 熱中症の予防策は以下の通り。

・エアコンを適切に使用し、涼しい環境で過ごす。

・外出はなるべく短時間で。暑い時間は避ける。日傘や帽子を使う。

・屋内・屋外を問わず、こまめに水分や塩分を補給する。

・高齢者や子ども、持病のある人、障害のある人、肥満の人などは熱中症になりやすいため、特に対策は厳重に。周囲の人も見守りや声かけを心掛ける。

・施設の管理者やイベント主催者は暑さ指数を確認し、利用者や参加者に対して、熱中症予防を呼びかける。