30日の富山県内は、高気圧に覆われて気温が上がり、富山地方気象台によると、高岡(伏木)で今年最高の36・0度、富山市秋ケ島(富山空港)で35・8度と2地点で35度を超える猛暑日となった。県内で猛暑日の観測は8日ぶり。
富山駅前では朝から青空が広がり、強い日差しを避けようと、日傘を手に歩く人の姿が目立った。
1日は、上空の気圧の谷や湿った空気の影響を受け曇りとなる。日中の最高気温は富山、高岡とも33度の見込み。
熱中症疑い1人重症か
県内で30日、熱中症とみられる症状で富山、射水、黒部、上市の3市1町の20~90代の男性計7人が病院に運ばれた。各消防によると、黒部市で20代男性が工事作業中に気分が悪くなり、重症のもよう。他の6人は軽症とみられる。