高気圧に覆われた22日の富山県内は、今年初の猛暑日となった前日に続き、日中の最高気温が35・8度を記録した高岡(伏木)のほか、魚津、砺波の計3地点で35度を超え、猛暑日となった。砺波では6月の観測史上最高となる35・5度を記録した。
高岡駅前にあるウイング・ウイング高岡広場では、訪れた人たちが「ドラえもんの散歩道」に設置されたミストシャワーを浴びて涼を感じていた。
県内の各消防によると、熱中症とみられる症状で20~90代の男女計7人が病院に運ばれた。富山市の82歳女性は中等症のもよう。氷見市では正午ごろ、90代女性が自宅の庭で倒れているところを家族が見つけ、搬送された。意識はあったという。
富山地方気象台によると、23日は前線が停滞する影響で雨が降り、所によって雷を伴う激しい雨となる。最高気温は富山、高岡とも26度を予想する。