バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)でB1復帰を決めた富山グラウジーズ(東地区2位)は17日、千葉ポートアリーナでプレーオフ決勝第1戦に臨み、今季ホーム無敗のA千葉(同首位)に98-92で勝利し、B2優勝へ王手をかけた。
富山はケネディ、宇都、上田、ホワイト、ワットが先発。前半は、素早い攻守の切り替えから速い展開に持ち込み、ホワイトやケネディが内外から得点したが一進一退の攻防が続き、51-47で折り返した。第3クオーター(Q)は、宇都や上田が速攻を決め、主導権を握った。12点リードで迎えた第4Qは、ケネディの3点シュートを含む連続得点で最大18点差までリードを広げた。終盤に4点差に詰め寄られたものの逃げ切った。
ダビー・ゴメスヘッドコーチは「1勝しただけで何も成し遂げていない。しっかり2連勝して喜びたい」と話し、両チーム最多の20点を挙げた宇都は「明日勝ってB2優勝を決めたい」と闘志を燃やした。
18日の第2戦も午後3時から同会場でA千葉と対戦する。敗れた場合、19日午後6時から第3戦に臨む。
富山 98 - 92 A千葉
(1Q) 24 - 23
(2Q) 27 - 24
(3Q) 23 - 15
(4Q) 24 - 30
▽観衆 5391人