テニス女子の国際大会「大東建託オープン2025 富山大会」が12日、富山県立山町の常願寺川公園テニスコートで開幕し、世界での活躍を目指す若手選手が熱戦を繰り広げた。トーナメントディレクターを務める元プロの杉山愛さんは「地元の応援が選手たちの励みになる。県内での競技の裾野が広がる機会にしたい」と来場を呼びかけた。
国内外の若手選手延べ100人が出場する。12日は雨のため、1時間遅れでシングルス予選が始まり、選手たちが鋭いラリーを展開した。杉山さんはコートに熱視線を送り、試合後の選手にアドバイスする場面もあった。
17日にダブルス決勝、18日にシングルス決勝がある。16日には、杉山さんらによる未就学児から小学3年生を対象にしたテニス教室が開かれる。
国際テニス連盟の公認大会で、世界を目指す若手の登竜門として国内各地で行われる。県内では昨年5月に初めて開催され、2回目。
杉山さんら元トップ選手でつくる団体「スクエア・プラス」主催、県テニス協会主管、北日本新聞社後援。