富山県砺波市の砺波チューリップ公園(同市花園町)を主会場に開かれた「2025となみチューリップフェア」は5日、閉幕した。天候に恵まれた最終日は今季最多の5万人が来場。会期14日間の入り込み数は目標の30万人を上回り、計33万2千人に達した。
運営本部によると、気温が低い日が多く、花の見頃が最終日まで続いた。また、3~5日は好天のため、いずれも来場が4万人を超えた。インバウンド(訪日客)は昨年より57%増え、目標の1万人を超える延べ1万200人が来場。台湾客が大半を占めたという。
「こどもの日」の5日は中学生以下が入場無料となったため、家族連れの姿が目立った。家族4人で訪れた高岡市上北島の東海希ちゃん(5)は「チューリップタワーからたくさんの花が見えてきれいだった」と笑顔を見せた。