富山県砺波市で開かれている「2025となみチューリップフェア」の運営本部は開幕7日目の28日、フェアのメイン会場になっている砺波チューリップ公園(同市花園町)内が満開になったと発表した。満開宣言の時期は例年並みという。
午前中に晴れ間が広がったこの日は1万5千人が訪れ、「花の大谷」やチューリップタワーには行列ができた。
見頃を迎えた大花壇では、来場者が鮮やかな21万本のチューリップで描かれた市のキャラクター「チューリ君」と「リップちゃん」の花絵を楽しんだ。
家族3世代で訪れた金沢市の濱上弘美さん(55)は「満開の良いタイミングで来られてうれしい」と話し、「ピンクの花が好き」という孫の平木実杏瑚(みあこ)ちゃん(2)と写真を撮るなどして満喫していた。
累計入場者は11万4千人となった。5月5日まで。北日本新聞社後援。