ゴールデンウイーク(GW)が始まった26日、JR富山駅は午前中から多くの人で混み合った。今年は平日を挟む「飛び石連休」となる中でも、休日を満喫しようと観光客や帰省客らが次々と行き交った。
改札口では、北陸新幹線の列車が到着するたび、大きなスーツケースを手にした乗客が列をつくった。千葉県から家族3人で旅行に訪れた会社員、平石章さん(39)は「雪の大谷が見たくて来た。千葉では雪を見る機会も少ないのでワクワクしている」と笑顔を見せた。
JR西日本金沢支社によると、東京発金沢、敦賀行きの「かがやき」「はくたか」の指定席はこの日、午前6時時点で計32本中15本が満席となった。午後4時までの自由席乗車率は最高90%だった。東京方面から北陸への入り込みのピークは5月3日、Uターンは同5日と見込んでいる。