国内最大級の300品種300万本が会場を彩る花の祭典「2025となみチューリップフェア」が22日、富山県砺波市花園町の砺波チューリップ公園をメイン会場に開幕した。初日は国内外から6千人が訪れ、園内の色とりどりの花を楽しんだ。5月5日まで。
今年は「花と笑顔の咲く春 となみ」がテーマ。大花壇や円形花壇では地上絵を楽しめるほか、今年初めて企画したバルーンロードは砺波の春の風物詩になっている気球のオブジェが並ぶ。
会場の4割が開花する中、フェア推進協会長の米原嘉孝砺波商工会議所会頭が開会を宣言し、夏野修市長があいさつ。地元のちゅうりっぷ認定こども園の年長児23人が童謡「チューリップ」の歌を披露し、開幕を祝った。
運営本部によると、暖冬の影響で近年は開花が早まり、2023年は初日に満開、24年は7割だった。今年は例年通りに生育が進み、開幕が近づくにつれて花が咲き始め、4月末に満開を迎える見通し。北日本新聞社後援。