熱気球イベント「チューリップバルーン2025」が19日、富山県の砺波市中村グラウンドで始まった。チューリップ畑が広がるとなみ野の空に、熱気球のカラフルな模様が浮かび上がり、22日に開幕するチューリップフェアをPRした。20日まで。

 競技飛行は午前7時ごろにスタート。全国から集まった全25基が飛行予定だったが、3基飛んだ時点で強風のため残りは飛行を取りやめた。恒例の体験搭乗も強風で安全が確保できないため中止した。

 競技飛行は20日もあり、天候を見て実施を判断する。チューリップバルーンは、県内の熱気球愛好団体などでつくる実行委員会(橋本精一委員長)が毎年開き、今年で30回目。チューリップフェアは北日本新聞社後援。