18日午後8時19分ごろ、長野県北部、長野県中部で震度5弱の地震があった。富山県内は富山、射水、魚津、氷見、滑川、黒部、上市、立山、朝日、舟橋の10市町村で震度1を記録した。気象庁によると、震源地は長野県北部で、震源の深さは約13キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。津波の心配はない。
震度5弱を観測したのは、長野県大町市、筑北村、小川村。長野市や松本市では震度4を観測した。消防によると、同県山形村の男性(16)が避難中に転倒し病院に搬送された。軽傷とみられる。
18日午後11時39分ごろ、長野県北部で震度4の地震があるなど、その後も有感地震が相次いだ。
JR西日本によると、地震の影響で、北陸新幹線の上下線計6本が最大17分遅れ、約3800人に影響した。
政府は18日夜、首相官邸に情報連絡室を設置。長野県は危機管理部長をトップとする警戒連絡会議を立ち上げた。県は、長野市と小川村で最大100戸の停電が起きたと発表した。