となみチューリップフェアの会場など富山の風景をヘリコプターで遊覧する「チューリップフライト」が5月3~6日に行われる。今年で3年目を迎えるフライトはフェアと連携したイベントで、19日から専用サイトで予約受け付けを始める。
ヘリはジェットエンジンを搭載した4人乗りの「Bell(ベル)505」。砺波市や東京などにオフィスを構えるデザイン事務所「HIYOSHI DESIGN」(石村忠美(ただよし)社長)が企画し、同社が所有する富山県砺波市庄中のヘリコプター離着陸場「ヘリパッドトナミ」を発着点とする。
フェアのメイン会場となる砺波チューリップ公園や砺波市街地、新湊大橋、立山周辺などを周遊する5コースがある。新たに庄川沿いから五箇山の合掌造りまでを遊覧するコースも設けた。次世代のエアモビリティ事業を展開する「AirX」(東京、手塚究社長)が運航を担う。料金は1人1万円からで、フェアの入場券があれば2割引きとなる。雨天の場合は中止する。
予約は「AIROS Skyview」のチューリップフライトのページから申し込む。石村社長は「一度でもいいから、砺波平野やふるさとの風景を空から楽しんでほしい」と話した。