チューリップで春を彩る「にゅうぜんフラワーロード」は12日、富山県入善町中央公園南側の会場でウエルカムイベントが始まった。約7・3ヘクタールのほ場で早咲きのチューリップや菜の花が咲き始め、来場した家族連れらが眺めを楽しんだ。
町や町花卉(かき)球根組合などでつくる実行委員会(杉澤忠司委員長)が開き、29回目。今月下旬までの期間中、無料開放するほ場に約80品種200万本のチューリップと菜の花が咲く。
ウエルカムイベントでは開会式や8年ぶりのステージショーが行われ、地元の飲食屋台が並んだ。菜の花の摘み取り体験のほか、はしご消防車で会場を一望する空中観覧が人気を集めた。13日は午前10時~午後4時に実施する。
実行委によると、「レッドインプレッション」「ファンアイク」など5、6品種が開花しており、中旬以降に多くの品種が見頃を迎えるという。北日本新聞社後援。