富山県高岡市佐野の高岡おとぎの森公園にオープンする「タリーズコーヒー高岡おとぎの森公園店」の内覧会が11日にあり、関係者が完成を祝った。「ベビーファーストカフェ」をコンセプトとし、授乳室やおむつ替え用の部屋、遊べる場を設けた。子育て世代の利用を促す。12日から営業を始める。
店舗は木造平屋建てで、床面積は約250平方メートル。昨年10月に着工し、今年3月に完成した。総工費は約2億円。タリーズコーヒージャパン(東京)によると、ドライブスルー併設店は北陸で初めて。内装には、高岡の伝統工芸を活用したドアプレートなどが使われている。
内覧会には100人余りが出席。同店を運営するいなほ化工(高岡市駅南)の花田将司社長が「生まれたばかりの店舗を皆さまと共につくり上げていきたい」とあいさつ。角田悠紀市長は「全ての市民に優しい公園を目指していきたい」と述べた。花田社長、角田市長ら7人がテープカットした。座席数はテラス席も含めて69席ある。営業時間は午前8時~午後8時。