15日に全線開通する立山黒部アルペンルートで、観光客を受け入れる準備が大詰めを迎えている。7日はブルドーザーが室堂ターミナル(標高2450メートル)の駐車場を除雪。重機が埋もれるほどの高さまで降り積もった雪を、何度も往復しながらかき分けた。 

 立山黒部貫光の担当者は、雪の壁が道路の両脇にそびえる「雪の大谷」について、「平年と比べて今年は積雪が多く、高さに期待している」と話した。