富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁を見学する「ほたるいか海上観光」が1日、滑川沖で始まった。定置網にかかったホタルイカが幻想的にきらめき、観光客が歓声を上げた。海上観光は5月6日まで。
観光遊覧船「キラリン」は午前2時半に観光客ら38人を乗せて滑川漁港を出港。観光客は定置網周辺で漁の様子を見学した。漁師が網を上げるとたくさんのホタルイカが青白い光を放った。この日の漁獲量は13.4トンだった。
今シーズンはキラリン1隻体制(定員40人)で運航。悪天候や波が高い場合には安全を考慮して欠航となる。1日時点の予約率は99.4%で平日、土日祝日ともに残りわずかとなっている。