富山湾の春の風物詩、ホタルイカの企画展が魚津水族館(富山県魚津市三ケ)で開かれており、家族連れらが水槽内を泳いだり、発光したりする様子を間近で観察し、生態に理解を深めている。5月11日まで。

 「ホタルイカ展~ホタルイカマスターへの道~」と題して企画。朝に魚津沖で捕れた計約60匹を展示するほか、パネルや動画を用いて特殊な繁殖様式や富山湾のホタルイカが新鮮な理由などを紹介している。記念撮影を楽しめるコーナーもある。

 発光実験では同館スタッフが模型や映像を用いて、ホタルイカが持つ3種類の発光器の使い方を説明。部屋の照明を落とし、刺激を与えると青白い光が間近で浮かび上がり、参加者からは「すごい」「きれい」と歓声が上がった。

 発光実験は土日祝日に行い、平日はミニ発光実験として小規模で行う。