地域課題の解決に向けた新しいビジネスを考える「なんと未来創造塾」の修了式が26日、富山県南砺市山見(井波)の井波コミュニティプラザアスモで開かれ、塾生11人が事業の構想案を発表した。
市が毎年企画し、5期目。今回初めて市内在住の外国人が受講した。昨年8月から計9回にわたり、講義と演習を行った。
中国出身の金萍(きんへい)さんはグローバル人材の育成を目的に、子ども向けの放課後中国語クラブの設立を企画。山本奈未さんは耕作放棄地を活用したイチジクの体験型観光農園の整備案を発表した。
塾生たちは塾長の田中幹夫市長から修了証を受け取った。