日本サッカー協会の「JFAこころのプロジェクト夢の教室」は13日、富山県朝日町のさみさと小学校で開かれ、元バスケットボール選手の三木聖美さんが「好きで夢中になれることを見つけ、出会いを大切にしてほしい」と呼びかけた。
5年生約50人が参加。三木さんは北九州市出身で、小学1年生の時に競技を始め、愛知の強豪高校を経てシャンソン化粧品に入部した経歴を紹介。ファンの誹謗(ひぼう)中傷などを理由に23歳で引退を考えたが、同期選手ら知人の励ましのおかげで現役を続行した結果、日本一や日本代表復帰を果たしたプロ生活を振り返った。
現在の目標に「指導者として一生バスケに関わること」を挙げ、児童と一緒に将来の夢を語り合った。講話に先立ち、体育館で運動ゲームも楽しんだ。
夢の教室は12日に同町あさひ野小でも実施した。