3月の北陸新幹線・新高岡駅開業10周年に合わせ、富山県高岡市の官民でつくる新幹線まちづくり推進高岡市民会議(会長・塩谷雄一高岡商工会議所会頭)は、北陸新幹線などをモチーフにしたフォトモザイクアートを制作する。企画で使用する写真を募っており、担当者は「新幹線の中にさまざまな思いが詰まったアートを手がけたい」と呼びかけている。
写真のテーマは「乗り物との思い出」。500枚を集め、これらを組み合わせて縦1・8メートル、横2・4メートルの巨大な新幹線の形をしたフォトモザイクアートに仕上げる。
写真は北陸新幹線のほか、JR城端線や氷見線、万葉線といった電車に加え、バスなどの乗り物にまつわる思い出をテーマとする。乗り物をバックに撮った一枚や電車の玩具で遊ぶ子どもなど幅広く募る。3月15日に新高岡駅周辺で開かれる記念事業でお披露目する。
応募は通信アプリLINEで公式アカウント「新高岡駅開業10周年」を友達登録し、トーク画面で正方形にトリミングした画像を送信する。一つの家族で3枚までとし、市外の人でも応募できる。期間は2月2日まで。
高岡市総合交通課の奥山範子副課長は「制作やお披露目の過程でたくさんの人が関わり、10年間の思い出を振り返りつつ公共交通に親しむ機会になればいい」と話している。問い合わせは同課、電話0766(30)6505。