サッカーJ2カターレ富山は10日、2月の開幕に向けて富山市山王町の日枝神社で必勝祈願を行い、小田切道治監督らが11年ぶりとなるJ2の舞台に向け決意を新たにした。

 左伴繁雄社長や選手ら計53人が出席した。左伴社長と小田切監督が代表で玉串をささげた。今年24歳となる年男のFW碓井聖生(しょうせい)(上市町出身)は「J2で自分がどれだけできるのかワクワクする。富山に夢と感動を与えられるような試合をしたい」と意気込んだ。

 今季は14人が新加入し、6日から練習を開始した。13日から約1カ月間、大阪府や高知県で春季キャンプを行う。小田切監督は「2025年は、この先の未来を占う重要なシーズンになる。1桁順位を目指して頑張りたい」と語った。

 富山の開幕戦は2月16日で、松山市のニンジニアスタジアムで愛媛と戦う。