北日本新聞社の本

越中を詠んだ万葉集の名歌を、現代的な言葉や感覚で詠み直す。
俵万智さん、加藤治郎さん、穂村弘さん、荻原裕幸さんら50人の歌人が、万葉歌人の心情に思いをはせ、時代を超えて愛される歌の魅力に迫る。
2012年7月から2013年3月まで掲載した26回分に、新たに書き下ろした原稿を加えた。歌に登場する「馬」を「自転車」に置き換えるなど、名歌を1首ずつ“いまドキ語訳”し、解説を兼ねたエッセーを添えた。
万葉集が詠まれた奈良時代と現代をつなぐため、テーマに合わせた風景を本社写真部員が撮影した。短文投稿サイト「ツイッター」で募った作品も収録。