正月からトンだ青春映画が公開中だ。「万事快調<オール・グリーンズ>」。どん詰まった普通の女子高生3人が「ヤンキー」レベルを飛び越え、いきなり違法に一獲千金、大逆転を狙うのが面白い。
「ヤンキー」ならまだよかったのかもしれない。発散している。主人公・朴秀美(南沙良)は違う。制服をまともに着て学校に行くが居場所はない。家に帰れば“毒親”が支配。地元に遊び場はボウリング場ぐらいだ。自分はずっとここで生きていくんだろうか…。
夜、駅前に行き、互いに本名を知らないラッパーたちと即興でラップする。「自分」はそこにしかいない。ところが、ある「種」を手に入れ、仲良くなかった同級生・矢口美流紅(出口夏希)と岩隈真子(吉田美月喜)とつながる。たくらみが始まる。何もなかった日々が、みるみる色づく、スリルにあふれる、行け! 勝手にしやがれ。この映画、爽快だ、毒入りだけど。
今作を推すポイントをギュッとまとめた解説動画を、YouTube「うるおうリコメンド」(うるりこ)で、よかったらお楽しみください。(共同通信 宮崎晃)
▼解説動画URL
https://youtu.be/bRmHeetxvxw