富山県射水市の放生津八幡宮祭の曳山(ひきやま)・築山(つきやま)行事が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことを記念したパネル展が19日、市役所で始まり、行事や国内の他の無形文化遺産を紹介している。3月末まで市内3カ所を巡回する。
曳山・築山行事は八幡宮の秋季例大祭として毎年9月30日~10月2日に行われる。曳山行事は「新湊曳山まつり」と呼ばれ、13基の曳山が旧新湊市街地を巡行。築山行事は境内に祭壇を設け、神や仏の人形を飾る「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」の古い祈りの形式を残す。昨年12月、無形文化遺産の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」に、県内で4件目の祭りとして登録された。
パネル展は市が開き、両行事の歴史と見どころを写真を交えて紹介。放生津の曳山の構造を図解で掲載しているほか、放生津型として県内の港町に波及していったことなどを伝えている。登録候補1件を加えた全国の計38件の山・鉾・屋台行事も取り上げている。
市役所での展示は2月6日まで。高周波文化ホールで同12~20日、市小杉展示館で3月20~29日に開く。