砺波地域消防組合は、富山県小矢部消防署津沢出張所に、反射材を備え付けた外装の救急車1台を導入した。同組合によると、県西部での導入は初めて。

 全国的に救急車が絡む事故が発生する中、2024年に同組合の消防職員意見発表会で、緊急車両に備え付ける反射材の導入を求める声が上がった。津沢出張所の救急隊員によると、深夜に赤色の点滅信号を無視する乗用車と遭遇し、危険を感じた場面があったという。

 車両は高規格救急車の更新に伴い、昨年12月に導入。側面に赤と白の反射材を市松模様に並べ、後部には赤と黄の線状の反射材を斜めに配置した。同組合によると、光を当てた時に跳ね返ってくる光量が多く、一般的な救急車と比べて視認性が高いという。

 同組合消防本部の竹田智治救急係長は「運転時に救急車両を確認した際は道を譲るなど、安全運行に協力してほしい」と呼びかけた。