富山県小矢部市に富山営業所を持つ「エルム観光バス」(北海道)は23日、同市島でトレーラーホテル「エルム・ステイ」を開業する。市内の宿泊施設の不足解消に加え、災害時に移動式の避難施設として活用できる強みを生かし、地域の防災力向上にも一役買いたい考え。
現在、市内の宿泊施設は五つほどで、ビジネスホテルはない。市は観光促進やスポーツを通じた関係人口の増加に取り組む中、ホテルの誘致を進めている。
同社によると、トレーラーホテルの開業は県西部で初めてという。内装を自社で開発し、バルコニーを付けたほか、風呂とトイレを分けて広々とした空間づくりを目指した。1両当たり19平方メートルで、いずれも1~2人部屋。連泊者向けにキッチンを付けた4両を含む計13両を設けた。
18日に内覧会があり、村西寛取締役は「観光バス事業を生かして観光ツアーを企画し、市内への誘客につなげたい」と話した。
予約は20日から。当面は電話のみで受け付ける。問い合わせは同社、電話080(8296)0117。