今年4月の道交法改正で自転車の交通違反にも反則通告制度(青切符)が適用されるのを前に、県サイクリング協会は18日、富山市石坂の県自転車商業共同組合で自転車安全運転講習会を開いた。会員ら約30人が、携帯電話使用や2人乗りといった反則金が科されるケースなどについて理解を深めた。
県内でも自転車が関係する事故が多発しており、サイクリングイベントを開いている県サイクリング協会でも法改正を機に、正しくルールを理解してもらおうと初めて企画した。
講習会では、県警交通企画課の今崎貴史課長補佐ら担当者2人が、自転車側が加害者となる交通事故が増えていることや、他県では小学生の加害者が1億円近い賠償金の支払いを命じられた実例などを示した後、法改正に伴う注意点を説明した。
特に改正後は、年々重大事故が増えている「ながらスマホ」の反則金が1万2千円にもなることや、反則金の対象年齢は16歳以上だが、14歳以上なら違反を繰り返した場合に講習を受講しなければならないことなどに注意を促した。
今崎課長補佐は「全ては安全のため。周囲に法改正について知らない人もいるかもしれないので、情報発信してほしい」と呼びかけた。
同協会の金尾公詳(まさよし)理事長は「自らの身を守ること、相手に迷惑をかけないことを徹底したい」と改めて気を引き締めていた。