富山県氷見市の中山間地、久目地区で活動する音楽プロジェクト「交響する氷見」は18日、市芸術文化館で「冬の響宴2026新春」を開いた。同プロジェクトの市民オーケストラに氷見高校吹奏楽部、石川県能登から珠洲市、志賀町の楽団も加わり、総勢約100人が迫力の音色を響かせた。

 「交響する氷見」は東京から久目地区に移住し新規就農した浅見直希さん(45)と妻の裕子さん(45)が主宰し、24年から活動。これまで久目地区で公演を開いてきたが、能登半島地震の被害が大きかった氷見の市街地にも心を寄せようと、初めて市芸術文化館で開いた。

 公演は入場無料、出入り自由で多くの市民が客席を埋めた。募金箱を置き、集まった善意の半分を復興のために寄付し、残りをプロジェクト運営費に充てる。

 楽団はクラシックの名曲を披露したほか、映画「E・T」のテーマや「スター・ウォーズ」の組曲などで来場者を楽しませた。ロビーや屋外でマルシェイベント「オトギノマルシェ」も同時開催され、約30店が並んでにぎわった。