4月29、30の両日に富山県砺波市出町地区で行われる県指定無形民俗文化財「出町子供歌舞伎曳山(ひきやま)」の初稽古が17日、同市の南町公民館であり、役者を務める児童が熱心に本読みに取り組んだ。

 地元の出町小学校の3~5年生10人が着物姿で参加した。日本舞踊松川流二世家元の松川竜之介さん(愛知)に「喋(しゃべ)りや正座に慣れよう」と教わりながら、せりふの読み合わせをした。

 児童は土日曜や春休み期間に稽古を重ね、4月28日にリハーサル「稽古上げ」を行う。

 五島來輝(らいき)さん(4年)は「言葉が難しいけど、プロの演者みたいにかっこ良く演技できるように頑張りたい」と力を込めた。

 出町子供歌舞伎曳山は出町神明宮の春季祭礼。中町、西町、東が1年ずつ曳山を出して奉納する。ことしの当番町は中町で、ユーモアある舞踊劇「戎詣(えびすもうで)恋釣針 釣女」と弁慶の涙と恋を描いた物語「御所桜堀川夜討三段目弁慶上使の場」を披露する。