天神様として親しまれる菅原道真の人形や掛け軸を飾る「第25回山町筋の天神様祭」が17日、富山県高岡市の国重要伝統的建造物群保存地区、山町筋一帯で始まった。訪れた人たちは町並みを散策しながら、商家に伝わる天神様を鑑賞した。18日まで。
天神様は小馬出(こんまだし)町、木舟町、守山町、御馬出(おんまだし)町の4町内の旧家やショーウインドーなど約20カ所に展示。木舟町の志甫和彦さん宅は、御堂の中に天神様が鎮座している「天神御堂」や、江戸後期に高岡初の町絵師として活躍した堀川敬周(けいしゅう)の掛け軸などを飾っている。志甫さんは「先祖代々受け継いできた天神様を見に来てほしい」と話した。
県内では正月に菅原道真の掛け軸や人形を床の間に飾る風習がある。祭りは天神信仰を伝え、一帯の盛り上げにつなげようと、土蔵造りのある山町筋まちづくり協議会(西島美幸会長)が毎年開いている。北日本新聞社共催。