本格的な受験シーズンを前に、あいの風とやま鉄道は13日、列車のスリップを防止する砂を使った合格祈願のお守り「すべらサンド」を県内9駅で配った。高校生や受験生の家族らが合格という切実な願いを胸に、お守りを受け取っていた。
「滑らさんぞ」との語呂合わせで毎年作っており、今年は計1800個を配布。富山駅では配布開始の午前7時半には約100人が列を作った。配布前に塚本晃富山駅長があいさつし、営業課の職員らとお守りを希望者に手渡した。
高校受験を控えた孫のために午前6時半から並び、一番乗りで受け取った松井和夫さん(85)は「本人の努力を信じ、後は祈るだけです」と話した。
大学入学共通テストを控える富山東高校3年生の大岩咲心(さこ)さんは「悔いのないように、復習をさぼらず続けていきたい」と意気込んだ。
お守りの砂は昨年12月に高岡市の高岡関野神社でおはらいを受け、末広がりの「八」を意識して8グラムずつ袋に詰めてある。