絶滅危惧種の大型インコ「ヨウム」の保全について考える講演会が、富山市ファミリーパーク(同市古沢)で開かれた。大学教授や同パークのヨウムの飼育担当者らが、繁殖や生育環境を守る活動について報告した。
同パークの熱帯鳥類館「バードピア」では8羽のヨウムが飼育されている。担当する青山三菜さんは、2022年から取り組む繁殖プロジェクトについて説明した。自然繁殖では、23年から3年連続で雌の産卵や抱卵行動を確認したものの、正確な交尾がなく全て未受精だったとした。
国内の動物園で実績がない中、同パークはニホンライチョウでの成功例を生かし、昨年から人工繁殖にも挑戦しているものの、まだ成功には至っていない。青山さんは「これからも自然繁殖と人工繁殖の両方に取り組む。いろいろ試行錯誤しながらやっていきたい」と話した。
この他、アフリカのウガンダで保全活動に取り組む中部大学卓越教授の牛田一成さんと、富山国際大学の学生7人が発表した。