第1回「うなみんフェスティバル」が22日、富山県氷見市宇波の旧灘浦小学校と隣接する宇波忠霊塔前の広場で開かれた。特産・灘浦みかんを使ったスイーツをはじめ、地元産の野菜と鮮魚の直売、ステージイベントなどがあり、大勢の人でにぎわった。
能登半島地震で損壊した忠霊塔の復旧工事完成を記念し、これまで宇波公民館前で開いていた野菜と鮮魚の直売市を拡大し、灘浦みかんの収穫感謝祭を合わせたフェスティバルとして宇波地域づくり協議会(山下光政会長)が企画した。
灘浦みかんは今年豊作で、直売テントは多くの人が列を作った。地元の女性グループが考案した「みかんケーキ」「炭酸入りみかんゼリー」も人気を集めた。
みかんが当たるゲームやビンゴ大会、宝探しもあり家族連れが楽しんだ。民宿「こーざぶろう」(同市阿尾)の澤武功三朗代表がフォークソング弾き語りライブで盛り上げた。
107柱をまつる忠霊塔の復旧記念式もあり、山下会長らが献花した。