NHK大阪放送局(BK)は、28日に総合テレビで特集番組『BK100年 大コント祭』(後7:57~8:42/関西地方)を放送する。番組のMCを務めるお笑いコンビ・かまいたち(山内健司、濱家隆一)が11日、同局で収録後の囲み取材に応じた。

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 同局がこれまで放送・制作してきた“名物番組”や現在放送中の人気番組をテーマにしたオリジナルコントを披露する。各コントのメインを務めるのは、50年以上続くBKの賞レース『NHK上方漫才コンテスト』で活躍した芸人たち。2004年優秀賞のザ・プラン9、21年優勝のビスケットブラザーズ、22年優勝の天才ピアニスト、07年にプラスマイナスで最優秀賞に輝いた兼光タカシが、ゲストとともにコントを繰り広げる。

 番組終了後、MCを務めたお笑いコンビ・かまいたちの山内健司は「メンバーがまずなにより良かった。ポップさなしのおもしろいだけなんで、おもしろさだけで構成された番組になったと思います。NHKのセットを使ったおふざけコントっていうのは、禁断の、やりたいけど普段やらせてもらえないシチュエーションなんで、それができてるっていうのがめちゃくちゃおもしろかった」とコメント。

 濱家隆一も「このNHKだからこそできるコントの枠の中で、芸人がどこまでNHKさんとのせめぎあいでふざけることができるか、型破りなことができるかっていう。だいぶ大目に見てもらった感じがします」と振り返った。

 また自身がNHKの番組を使ってコントをするなら、という質問に濱家は「かなり難しいですけど、『おかあさんといっしょ』」を挙げ「子ども番組ですから、踏み込める距離が短くなっちゃいそうですけど、ぐっと踏み込んでやってみたい」と意気込みを見せた。