とやま生活協同組合(寺岡富美夫理事長)のイベント「漁師文化体験」が3日、富山県富山市の水橋漁港で開かれた。組合員の親子約100人が競りのやり方や富山湾で行われている漁法などを学び、海の仕事の魅力を肌で感じた。
地元漁師5人が講師として参加。親子は3班に分かれ、定置網などの漁法について話を聞いたほか、かご網漁体験や、競りを模したゲームに順番に取り組んだ。
競りのゲームではフクラギやカツオなどを魚種ごとに分け、おもちゃの紙幣を使って魚を競り落とした。参加者は魚の調理にも挑戦し、さばいたものを鍋にして味わった。