日本三霊山ラリー2025は、前年を大幅に上回る557組がエントリーし、富士山を起点に霊峰を繋ぐ過酷なルートに挑む、挑戦的なツーリングイベントとして成功裏に終了いたしました。

一般社団法人 日本ライダーズフォーラム(本社:東京都渋谷区、代表:風間深志)は、日本三霊山誘客促進協議会(石川県、静岡県、富山県)と連携し、石川県、富山県、静岡県を横断し、日本三霊山(富士山、立山、白山)を巡るツーリングラリーイベント「日本三霊山ラリー2025」が2025年10月11日(土)から10月12日(日)までの全日程を無事に終え、大盛況のうちに幕を閉じましたことをここにお知らせいたします。
開催概要
イベント名: 日本三霊山ラリー2025開催日: 2025年10月11日(土)~10月12日(日)
開催地: 静岡県、富山県、石川県および周辺地域
スタートイベント: 静岡県御殿場市「富士山御殿場口新5合目 駐車場」
中間イベント:富山県射水市「海王丸パーク」
ゴールイベント: 石川県白山市「一里野温泉スキー場」
エントリー数: 557組
HP:https://www.round4poles.com/threesummit
霊峰富士の麓より始まる二日間の挑戦:富士山御殿場口新五合目スタートイベント

開催初日の10月11日(土)は、あいにくの雨天となり、標高1,440mの御殿場口新五合目駐車場は濃霧と冷え込みに見舞われました。しかし、日の出前から続々と集結したライダーたちの熱意により、会場は活気に満たされました。


白山龍鳴会(はくさんりゅうめいかい)
午前7時30分、白山龍鳴会(はくさんりゅうめいかい)の山伏による法螺貝の厳かな音色と共に、日本三霊山ラリー2025が正式にスタート。参加ライダーたちは、悪天候をものともせず、二日間の挑戦へと走り出しました。
雄大な景色と温かいおもてなし:中間イベント 海王丸パークでの再会

2日目のスタート地点は、中間イベント会場である富山県射水市の海王丸パークにて開催されました。富山県射水市より、参加者へ地元名物の「ますの寿司おにぎり」と「立山玉殿の湧水」が振る舞われ、温かいおもてなしが提供されました。


また、富山県観光インフォメーションでは、富山湾の王者「ひみ寒ぶり」の模型展示や、射水市観光課によるベニズワイガニの被り物といったユニークな地元紹介が行われ、参加者を大いに楽しませました。
2日目のスタート式では、雄大な立山連峰と帆船「海王丸」を背景に、倶利伽羅龍羅会(くりからりゅうらかい)の山伏による安全祈願の法螺貝の音色が響き渡り、ライダーたちは次の目的地へと向かいました。新湊大橋から立山を臨みながら次々に走り出す参加者の列は、過酷な道のりを共有した者同士の強い一体感を創出しました。

挑戦の終幕、白山の麓での再会:日本三霊山ラリー2025 終幕
1泊2日にわたる挑戦のゴールイベントは、石川県白山市の一里野温泉スキー場にて開催されました。
風間深志によるミニツーリング前のグリーティングの様子
ゴール会場では、主催者である風間深志によるゲレンデ山頂ミニツーリングが実施され、参加者との貴重な交流の場が設けられました。
また、石川県文化観光スポーツ部次長 鈴木繁浩様、白山市副市長 餘久保陽様をはじめとする地元自治体からの歓迎の挨拶が行われました。

石川県文化観光スポーツ部次長 鈴木繁浩様

白山市副市長 餘久保陽様
地元白山市の和太鼓サスケの力強い演奏と、倶利伽羅龍羅会(くりからりゅうらかい)の山伏による法螺貝の歓迎パフォーマンスが、完走したライダーたちを迎え入れました。さらに、ヨガインストラクターYUCOさんによるライダー向けの山岳ヨガも実施され、長距離走行で疲労した心身を癒やしました。

和太鼓サスケ

倶利伽羅龍羅会(くりからりゅうらかい)

YUCOさんによる山岳ヨガ
風間深志とのトークショーでは、地元白山の自然や信仰に造詣の深い林與志男氏(白山一里野温泉ホテル「牛王印」経営)、木村芳文氏(白山写真家)が登壇し、白山の多面的な魅力について語られました。

林與志男氏(白山一里野温泉ホテル「牛王印」経営)

木村芳文氏(白山写真家)
イベント恒例のじゃんけん大会、集合写真撮影後、ゴール登録のカウントダウンが行われ、日本三霊山ラリー2025は盛会のうちに終幕しました。

挑戦を支える新たな仕組み:「僧位制度」と「★ステッカー」

本年は、ライダー一人ひとりの継続的な挑戦を促すため、累積獲得ポイントに応じて翌年のゼッケンカラーが変動する「僧位制度」を導入しました。また、ラリーの要衝通過の証となる「★ステッカー」、さらに各ウェイポイント獲得時に発見される「WPM(Way Point Mask/隠しウェイポイント)」の導入により、ポイント獲得のゲーム性を高め、参加者の挑戦心を大いに刺激するものとなりました。
秋のツーリングラリー「日本三霊山ラリー」は、山岳信仰と地域の自然・文化を楽しむ、日本でも稀有なラリーイベントとして確立されました。
末筆ながら、本ラリーの開催にあたり、多大なるご支援とご協力を賜りました開催地の各市町村および関係者の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。そして、悪天候の中、過酷なルートを完走されました全ての参加ライダーの皆様の挑戦に、深甚なる敬意を表します。
来年も引き続き、日本の自然・文化とモーターサイクルを結ぶ新たなラリーイベントの企画・運営に尽力してまいります。つきましては、次年度のイベント開催に向けた取材をぜひご検討いただきたく、メディア関係者の皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
日本三霊山ラリーとは

日本三霊山ラリーのロゴマーク
古来より日本の山岳信仰の対象とされてきた富士山、立山、白山。これらの雄大な自然の象徴である三つの頂を巡るツーリングラリーが、「日本三霊山ラリー」です。「中部日本トライアングルルート」と名付けられた、起伏に富んだルートを走行します。本イベントは、日本三霊山誘客促進協議会と日本ライダーズフォーラムが協力し、日本を代表する新たなツーリングルートとして提唱するものです。
主催・運営・協力
主催:日本三霊山誘客促進協議会、石川県、静岡県、富山県運営:株式会社風間深志事務所、一般社団法人日本ライダーズフォーラム、株式会社マーブル
協力:白山市、白山一里野温泉観光協会
お問い合わせ先

一般社団法人日本ライダーズフォーラム(JRF)
住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-21-2 長谷部第2ビル9F
TEL:03-3447-8522
E-MAIL: office@kazamaoffice.co.jp
HP:https://www.round4poles.com/threesummit
団体概要:
オートバイ文化の振興と社会貢献を目的とした団体です。ライダーの地位向上やツーリングを通じた地域活性化、災害支援活動などを行っています。代表的なイベントとして、太陽を追いかけるツーリングラリー「SSTR」、地域応援とツーリングを組み合わせた「にっぽん応援ツーリング」、女性ライダーと琵琶湖を巡る「マザーレイク・ラリー」などを開催しています。
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