富山の新たなすし文化を考えるワークショップ「海山発酵ラボ」が20日、射水市八幡町のみなとキッチンであった。県内のイタリアンやフレンチのシェフが参加し、それぞれが考案したすしを試作した。
官民連携のまちづくり組織「一般社団法人しあわせデザイン」(富山市蓮町)が観光庁の事業採択を受けて企画し、県内のシェフ4組5人が参加した。朝どれのサゴシをササで包んだ蒸しずしや、郷土料理「あんばやし」を使ったビーガン(完全菜食主義者)も食べられるすしなどを作り、参加者同士で試食した。
立山町日中上野にある「ヘルジアンウッド」の料理長、増山明弘さんはハーブや赤ワイン、池田牛を使った手まりずしを考えた。「ワインにも合うようなすしを目指したい」と話した。
21日もすしを試作し、意見交換する。