第九管区海上保安本部は26日、富山県高岡市の伏木富山港で、海上自衛隊との相互援助訓練を行い、災害時の支援活動の連携を確認した。
同本部が2020年から年1回、新潟や富山、石川で実施しており、伏木富山港では2年前に続き2回目。職員や隊員約60人が参加した。
伏木海上保安部の巡視艇「たちかぜ」(全長20メートル)が、着岸中の海上自衛隊舞鶴地方隊の多用途支援艦「ひうち」(全長65メートル)に近づき、乗組員がロープを使って横付けした。たちかぜから物資を渡したり、ひうちから真水や燃料をホースで供給したりする訓練に取り組んだ。川邊公たちかぜ船長と三輪潤ひうち艦長が確認書を取り交わした。