第25回全国競技かるた富山大会は21日、富山県の朝日町文化体育センター・サンリーナで開かれ、北海道から九州まで全国各地から集まった有段者233人が緊迫感あふれる勝負を繰り広げた。
競技かるたの普及・振興と県内選手の技術向上を目的に県かるた協会が開催。4段以上のA級に72人、3段以上のB級に106人、2段以上のC級に55人が出場し、トーナメントで争った。会場に敷き詰められた畳の上で札を挟んで取り手が向かい合い、読手(どくしゅ)が上の句を読み上げると、あちこちから豪快に札を払う音が響いた。
11月には同会場で初段以上のD級と無段のE級の試合がある。北日本新聞社共催。