富山市の総曲輪通り商店街アーケードの看板更新に向け、市総曲輪通り商盛会が募集したデザイン案の展示が19日、同商店街やグランドプラザで始まった。モニターや看板でアイデアあふれる作品99点を紹介している。10月9日まで。

 老朽化が目立つアーケードの両端にある看板を更新するに当たり、「未来に残したい“富山の宝”」をテーマに、中学生以上の一般の部と小学生以下の子どもの部で募集。立山やシロエビ、ブリといった富山ならではの自然や食をモチーフにした作品が目立った。

 グランドプラザの大型モニターで全作品を放映。約20作品ずつ5枚の看板にして、商店街内の5店舗前でも展示している。松本勝司事務局長は「県内外からたくさん応募していただいた。思いのこもった作品をぜひ見てほしい」と話した。審査会は10月9日に行い、発表は同月中旬を予定している。